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もうすぐ第5巻が書店に並ぶ

2024年は自分にとって大きなターニングポイントとなった年だった。ひとつはライフワークとして位置付けてきた『地中海世界の歴史』がめでたく刊行を開始できたこと。そしてもうひとつは病のことだ。
長い間「よく学び、よく遊べ」をモットーにしてきたが、昨年夏に思いがけずに大病を患い、治療をしながら仕事を続けてきた。今はまだ半病人ともいえるが、出版社との約束通りに『地中海世界の歴史』は執筆とチェックが進んでいる。
そして、今年1月には第5巻が刊行される。執筆しつつゲラをチェックしつつ、という状況はまだ数ヶ月続くが、全8巻の刊行としては折り返したというところか。
第5巻の刷見本もそろそろ手元に届くようで、楽しみである。


第5巻・第6巻の進捗

先週の金曜日に、編集者、関係者と打ち合わせをして第5巻の著者校正(2回目)を受け取った。
その際に、5巻〜8巻までの表紙で使用する写真の相談も受けた。これを決めれば、ブックデザイン担当が動き出す。
出版側の校閲部は、現在第6巻のチェック作業をしているそうで、参考として第6巻の校正は関係者が受け取った。

それと合わせて、第7巻の執筆がコツコツと進行中である。
ちょっと予定より遅れ気味ではあるが、何とか進めていかなければと思っている。
自分の周りで多くの方々が頑張っている。
第5巻は2025年1月に刊行。
なんとか半分を超えた。


第5巻のゲラ戻し

ようやく秋らしくなってきた。
そして久しぶりに、明日は午後に編集者・関係者と打ち合わせがある。
『地中海世界の歴史』第5巻のゲラは、私なりに丁寧にチェックした。それを編集者に戻し、必要に応じて説明をする。
その他にも略年表の指示や、地図のチェックなども宿題として残っている。また参考文献のまとめも最後まで終わっていない。

第7巻の執筆を進めながらというのは、なかなか難しい。執筆が自分の専門である時代に突入したせいで「どこを削ぎ落とすのか」という困難だ。
まあ、コツコツと進めるしかないのである。


編集関係の打ち合わせ

今日は夕方から編集関係の打ち合わせがある。
『地中海世界の歴史』第5巻の初校ゲラを受け取り、不明点などを確認し合うのと、第4巻の再校の戻しが主な内容だ。
普段は、ほぼ定期的に編集協力の会社を打ち合わせ場所にしているのだが、今日はオフィス近くの個室のある和食屋に集合予定。
しかし、問題はまだ第4巻を最後まで見きれていない。夕方までに何とかなるのか。何とかするのだ。


『地中海世界の歴史』3巻の予約が開始

3巻の予約が始まったらしい。先週末は、4巻の校正を戻した。
それと共に4巻に加える写真を自分で撮影したものから選んだ。長い間にほぼ毎年、あちこちの遺跡に足を運んでいるので膨大な量の写真がある。その中には誰かが私を撮影してくれたスナップが混じったりしており、時空を超えて一瞬感情が動く時もある。
写真は一部、編集者に渡せたが、まだ見切れていないので今週も折を見て見直す予定。

4巻の刊行は10月なのでまだ時間があるような気持ちでいるが、時間はそれほどゆとりはない。
6巻の原稿を自分で再度見直したり(まだ編集者には渡していない、申し訳ない)、7巻の執筆にも着手しなければいけない。
他の執筆や書評などを全てストップすれば進むのかとも自問するが、別のことを考える時間があると気が付く新しいこともある。
コツコツ、を続けるのみだ。
7月11日?には3巻が書店に並ぶので、それを楽しみにしたい。


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