第5巻・第6巻の進捗
先週の金曜日に、編集者、関係者と打ち合わせをして第5巻の著者校正(2回目)を受け取った。
その際に、5巻〜8巻までの表紙で使用する写真の相談も受けた。これを決めれば、ブックデザイン担当が動き出す。
出版側の校閲部は、現在第6巻のチェック作業をしているそうで、参考として第6巻の校正は関係者が受け取った。
それと合わせて、第7巻の執筆がコツコツと進行中である。
ちょっと予定より遅れ気味ではあるが、何とか進めていかなければと思っている。
自分の周りで多くの方々が頑張っている。
第5巻は2025年1月に刊行。
なんとか半分を超えた。
第5巻のゲラ戻し
ようやく秋らしくなってきた。
そして久しぶりに、明日は午後に編集者・関係者と打ち合わせがある。
『地中海世界の歴史』第5巻のゲラは、私なりに丁寧にチェックした。それを編集者に戻し、必要に応じて説明をする。
その他にも略年表の指示や、地図のチェックなども宿題として残っている。また参考文献のまとめも最後まで終わっていない。
第7巻の執筆を進めながらというのは、なかなか難しい。執筆が自分の専門である時代に突入したせいで「どこを削ぎ落とすのか」という困難だ。
まあ、コツコツと進めるしかないのである。
編集関係の打ち合わせ
今日は夕方から編集関係の打ち合わせがある。
『地中海世界の歴史』第5巻の初校ゲラを受け取り、不明点などを確認し合うのと、第4巻の再校の戻しが主な内容だ。
普段は、ほぼ定期的に編集協力の会社を打ち合わせ場所にしているのだが、今日はオフィス近くの個室のある和食屋に集合予定。
しかし、問題はまだ第4巻を最後まで見きれていない。夕方までに何とかなるのか。何とかするのだ。
『地中海世界の歴史』3巻の予約が開始
3巻の予約が始まったらしい。先週末は、4巻の校正を戻した。
それと共に4巻に加える写真を自分で撮影したものから選んだ。長い間にほぼ毎年、あちこちの遺跡に足を運んでいるので膨大な量の写真がある。その中には誰かが私を撮影してくれたスナップが混じったりしており、時空を超えて一瞬感情が動く時もある。
写真は一部、編集者に渡せたが、まだ見切れていないので今週も折を見て見直す予定。
4巻の刊行は10月なのでまだ時間があるような気持ちでいるが、時間はそれほどゆとりはない。
6巻の原稿を自分で再度見直したり(まだ編集者には渡していない、申し訳ない)、7巻の執筆にも着手しなければいけない。
他の執筆や書評などを全てストップすれば進むのかとも自問するが、別のことを考える時間があると気が付く新しいこともある。
コツコツ、を続けるのみだ。
7月11日?には3巻が書店に並ぶので、それを楽しみにしたい。
5巻のまえがき・写真などの準備
今週は4巻の「参考文献」「略年表」をまとめながら、6巻の原稿を見直し中。
一方で、5巻の「まえがき」を担当編集者に渡したところ、お褒めの言葉をいただき嬉しい。
明日は、5巻に使う写真の選定や本文の修正についての打ち合わせがある。
4巻、5巻を見ながら、6巻の本文チェックをするというのは、なかなか骨が折れる作業だ。
なるべく早く6巻の本文も編集さんにお渡ししますので、もう少々お待ち願いたい。
『地中海世界の歴史』3巻の最終チェック、執筆は6巻が進行
5月半ばに編集者から再校を受け取り、毎日チェックを重ねています。
それと並行して、第6巻の執筆も進行中です。ようやく6巻も半分ほど書き上げました。
時代が自分の専門分野に入ったので、もう少しスピードを上げて執筆できそうだと予想していたのが、少し遅れ気味です。
1,2巻が刊行されたら、少し落ち着けるかと考えていたのですが甘かった。
その上、今は春のG1シーズンです。
5月19日はオークス観戦のため東京競馬場へ赴きました。26日は日本ダービーの観戦に東京競馬場に行きます。
競馬も自分にとって大事な時間です。ダービーが終わったら、もう少し落ち着いて執筆に向かえるはずです。
『地中海世界の歴史』3巻は最終段階で進行中。
書籍を刊行するプロセスは、著者が原稿を編集者に渡して終わりではなく、そこから何度もやり取りが繰り返されます。
今回のように全8巻となると、全巻に渡っての統一も必要です。通常の出版以上に、文章として読みやすさはどうか、ページのボリュームはバランスが良いか、表記のルールをどうするか(これはいずれ取り上げましょう)、図版をどのように入れるかなど、編集の担当者たちが細かくチェックを重ねてくれます。著者が気が付かなかった指摘に感心しながらも、いつも疑問点を解消するための宿題を出されるような状況でもあり、コツコツと時間を重ねるしか道は見えてきません。
先日、3巻に使用する写真を編集者に託しました。私が現地で撮影したものも、皆さんの目に触れることになります。
Instagram でも、今はカルタゴの写真を数枚ずつ公開しています。この中から、今回の著作に採用される写真もあるはずです。
ご興味があればフォローをしてください。
『地中海世界の歴史』、嬉しいです。
4月11日に、ライフワークとして執筆をしている『地中海世界の歴史』が刊行されました。
執筆する前から、1巻、2巻は同時に発売したいというのが希望だったので、10数年を経て本当に2冊同時に書店で並ぶのを見ると感慨深いです。
とはいえ、全8巻の予定で、次は7月に3巻目が刊行なので、編集チームはそちらを進行中です。
私は6巻目を執筆中。
執筆は地味な作業ですが、本になった姿を見ると報われた気持ちになります。
『地中海世界の歴史』1巻、2巻を同時発売。
ライフワークとして執筆中の『地中海世界の歴史』全8巻が講談社からいよいよ刊行します。
4月11日(木)に1巻、2巻を同時発売します。
『地中海世界の歴史1 神々のささやく世界 オリエントの文明』
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『地中海世界の歴史2 沈黙する神々の帝国 アッシリアとペルシア』
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ぜひ書店で手に取ってご覧ください。
「中国」と「地中海」が文明の二大源流。ローマ史はメソポタミアから見直す必要がある。
4月11日の刊行に向けて、インタビューを受けました。前編と後編に分かれています。
https://gendai.media/articles/-/126042
引き続き、執筆は進行中です。
今までの知識や考察してきたことをどのようにまとめていくかは、苦しくもあり楽しくもあります。
刊行が決まったので、全体のスケジュールに合わせる必要があり、なかなか厳しい部分もあるのですが、やり遂げて順番に皆さんにお届けします。
3.26